今回は、英文を作る際に初心者を困らせる【説明する言葉】についてのお話です。
代表的なものを挙げますと、以下のものたちです。
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◆「new(新しい)」「interesting(面白い・興味深い)」などの【どんな○○】
◆「fast(速く)」「well(よく・上手に)」などの【どんなふうに○○する】
◆「very(とても)」「too(〜すぎる)」などの【どのくらい○○なのか】
◆「always(いつも)」「sometimes(ときどき)」などの【どのくらいのペースで○○する】
これらをどこに入れれば良いのか、パターンはひとつではないために、役割をしっかり認識する必要が出てきてしまいます。
これらの役割を認識するためにも、やはり英語以前に国語の知識が必要になります。
「英語と国語を一緒に考えるな」という声があることも確かですが、どちらも言語という国の文化を形成している重要な要素であることには変わりないものです。
それゆえに、当方では「説明する言葉の役割」についてお話する際は、まずは国語での考え方をお伝えしております。
経験上、このあたりでつまずく生徒は、国語における文法の正しい認識が不十分であると言えます。
今回の動画では、はじめに国語の文法における「説明する言葉の役割」を解説してから本題に入っております。
「説明する言葉の入れ方」は、中学校においても触れられないか、触れられてもサラッと流されてしまう場合がほとんどです。
そんな気の毒な扱いと言っても過言ではない「説明する言葉」について、国語と英語の両面での理解を深めていただければ幸いです。